平成14年度にて設立10周年を迎え、田園プラザでは着実にその効果・成果を以下のように生み出している。
- 就業機会の拡充
村内には若者が希望を持てる職場がほとんどなく、その中において62名程度の就労の場を確保することが出来た。(社員19名、常勤パート33名、非常勤パート10名)
- 地場産品のPRや村内消費が促進
田園プラザ施設内入場者(平成21年度、86万人)が多く訪れ、消費の拡大につながっている。
また、これらに喚起され村内の農家等においては、新しい加工品の製造や、農産物の新品種に取り組む動きも見られ今後もさらに発展が見込められる。
- 村の交通のターミナル機能を有するようになった。
村の入り口にあり、道の駅にも指定(平成8年)され多くの観光客や村来者が利用するようになった。
公衆便所、電話、観光案内、休憩、買い物、食事、積雪時のチェーン脱着等色々な行われていて村来者の便宜を図っている。
関東・甲信越地方の訪れたい”道の駅”において平成14年度3位、平成15年度2位、平成16年度、平成17年度、平成18年度、平成19年度、平成20年度と5年連続第1位と道の駅の中ではトップクラスに位置づけられている。
- 新たな特産品の開発と販売促進が実現された。
田園プラザでは次の商品が開発され新たな村の特産品として販売され、農産物の消費の拡大や販売促進が図られている。
ミルク工房 |
飲むヨーグルト、乳製品 |
ミート工房 |
ハムソーセージ各種 |
ビール工房 |
地ビール各種 |
パン工房 |
食パン、菓子パン、食事パン等各種、アップルパイ |
ブルーベリー館 |
おきりこみ(あかくら)、各種ジュース・ジャム類等販売(物産センター) |
そば処 |
地粉を使用した手打ちそば(減反政策、川場村産そば粉の付加価値のアップ) |
レストラン |
川場産農産物を活用した料理を提供 |
- 農地の遊休化の防止が図られている。
ファーマーズマーケットでは平成21年度売上が3.21億円を計上した。現在、農産物提供者は270名を越え川場村の農家の半数となり農地の遊休化防止に大きな役割を果たしている。また、会員の多くは第一線を退いた高齢者や婦人で趣味と実益を兼ねた生きがい対策ともなっている。
- 村来者と村民の交流場所の提供
施設内では各種イベントが開催され、また、飲食店機能、インフォメーション機能も有することにより村来者と村民の交流の場所としても利用され、村民の交歓場所としても有効に活用されている。
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